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事業所紹介

基本情報 2013年度

更新日:2015年02月10日

対象事業売上総額(年間) 25,522,000 円 対象事業売上総額(月額) 2,126,833 円
対象事業給料支給総額(年間) 11,430,000 円 対象事業給料支給総額(月額) 952,500 円
クリーニング 対象事業月額平均給料 35,278 円 対象事業人数 27 人
(社福)新潟中央福祉会 ワークセンター日和山 新潟県新潟市中央区古町通
  • ジャンプアップ助成金
  • 実践塾

助成金種類・金額/2013年度ジャンプアップ助成金 500万円
助成内容/クリーニング事業における私物専用乾燥機の購入
塾名・参加年/新堂塾 第2期 2013年~2015年

事業形態 就労継続A型 就労継続B型 生活介護 利用者種別 知的
事業所のある環境 JR新潟駅から車で15分ほど、新潟市の繁華街古町の中心地からほど近い場所にある。四方を墓地に囲まれた静かな環境であり、住宅地にある事業所。目の前の坂道をあがれば、日本海を望む展望台がある。
利用者合計人数(事業所全体) 72人 年度月額平均給料(事業所全体) 29,969円
ホームページ・連絡先等 http://www.n-chuuoh-fukushi.or.jp/sisetu_hiyoriyama.html#pagetop
新潟県新潟市中央区古町通13番町5148-2
  • アクセスマップ

売上・月額平均給料実績の推移(人数は事業に関わる人数です)

(単位:円)

2014年7月現在 2013年度2012年度
売上 (年間)対象事業
その他
合 計
3,136,000
1,250,000
4,386,000
25,522,000
13,000,000
38,522,000
23,034,000
13,000,000
36,034,000
人数(期末)対象事業
その他
合 計
27
26
53
27
26
53
24
27
51
給料支給総額対象事業
その他
合 計
1,300,000
650,000
1,950,000
11,430,000
7,630,000
19,060,000
11,086,000
7,696,000
18,782,000
月額平均給料対象事業
その他
48,148
35,278 38,493
事業所全体月額平均給料 36,792 29,969 30,690

対象事業に対する設備投資額

(単位:千円)

項目 購入/賃貸 投資額 リース料・賃料
土地 賃貸
建物 購入 100,000
設備 購入 賃貸 35,000 5,000
備品 購入 2,000
その他
合計 - 137,000 5,000

資金内訳

(単位:千円)

自己資金 13,500
借入金
ヤマト助成金 5,000
その他助成金 118,500
合計 137,000

更新日:2015年02月10日 大規模投資で、不得手を得意に転換

事業展開の経緯

「私物クリーニング」増加の波を捉える

 クリーニングの下請けを20年来つづけてきたワークセンター日和山は、「私物クリーニング」というニッチな分野に目をつけ、クリーニング作業に従事する利用者の平均給与を月5万円に引き上げようとしています。
 1977年、知的障がい者の卒後の受け入れ先として日和山福祉作業所がスタートし、1995年に社会福祉法人新潟市中央福祉会ワークセンター日和山となりました。知的障がいのある方への自立訓練を目的にクリーニング事業を手がけたのが始まりです。
 ワークセンター日和山はクリーニング事業開始当初から、東京に本社を置くリネンサプライの大手企業から、シーツやタオルなどのクリーニングを受注していました。そうした中、2008年ごろより引き受ける洗濯物の中に「私物クリーニング」が徐々に増加していく傾向が見てとれました。少子高齢化の進展にともない、高齢者施設が増加。こうした施設に居住する方の下着やハンカチといった私物の洗濯需要が増えつつあったためです。
 私物クリーニングは大手でも得意とするところはまだ少ない状況です。個人毎に袋詰めされて持ち込まれた洗濯物は通常、いったん袋から取り出され、ネームを確認して仕分け→洗濯→乾燥→個人毎にふたたび仕分け→畳み→袋詰め、といった行程を経ねばならず、機械化が困難だからです。

ワークセンター日和山

私物専用乾燥機ムーンサルト導入へ

 ワークセンター日和山でも「私物クリーニング」に積極的に取り組もうとしましたが、当時の仕事のやり方や、技術、設備では限界がありました。しかし、見学に赴いた発注元のクリーニング工場で、私物専用乾燥機ムーンサルトの存在を知り、効率性の高さを確認。発注元の作業量確保のバックアップをいただくこともあり、通常の乾燥機の2~3倍、500万円ほどする高額な乾燥機でしたが、ジャンプアップ助成金をこれに充当して、2014年3月末に導入。4月9日から稼働を開始しました。

小部屋に分かれていて、個別に乾燥ができる

給料増額への取り組み

設備導入により昨対比274%の実績

 受注生産のムーンサルトは、三つの小部屋を備え、1人分ずつ個別に乾燥させることが可能な機構を持っています。まずはネットに入れたまま洗濯。乾燥はネットから取り出すものの1人毎、小部屋で分けて行えるため、前後1時間超ずつかかっていた仕分け作業を省くことができるようになりました。生産効率が大幅に上がるだけなく、混入の事故もなく、風合いもよく仕上がるためクレームはありません。これまでの手作業では、日に50袋がせいぜいでしたが、ムーンサルトの導入で1日平均70袋、多いときは100袋をこなすことができるようになりました。
 売上も目に見えて増額しています。ムーンサルトが稼働を始めた4月には昨年対比約200%、7月には昨対比で274%の実績をあげています。

1人分ずつ乾燥がすんだものから畳み、ふたたびネットに収めて納品となる

開けてきた下請け専門からの脱却

 これまでワークセンター日和山は積極的な営業を行ってきませんでした。しかし、発注元からも「うちだけの仕事に頼るのではなく、積極的に営業をした方がいい」と背中を押されました。
 職員と連日の話し合いを行い、みんなの意識も少しずつ変わりはじめてきました。そして法人の協力も得て、近隣の医療機関・福祉施設等に営業をかけていったところ、この10月にも老人ホームと直接契約で、私物クリーニングの受注が決まりそうです。ムーンサルトの稼働率を高めて、下請け専門の立場から脱却を図っていきます。

(左)ネットに封入したまま洗濯された「私物」 / (右)搬入されたネット詰めの私物クリーニング

商品・仕事のPR

他所が手を出しにくいサービスだからこそ

 私物クリーニングはその特殊性から比較的値崩れしにくい利点があります。このニッチな分野を得意なサービスにしていくことが、ワークセンター日和山の競争力の源泉になっています。

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