1. ホーム>
  2. 事業所一覧>
  3. 事業所紹介

事業所紹介

基本情報 2017年度

更新日:2019年02月05日

対象事業売上総額(年間) 13,747,057 円 対象事業売上総額(月額) 1,145,588 円
対象事業給料支給総額(年間) 7,362,405 円 対象事業給料支給総額(月額) 613,533 円
農業 対象事業月額平均給料 30,298 円 対象事業人数 20 人
社会福祉法人有田つくし福祉会 早月農園 和歌山県和歌山県有田郡有田川町尾上
  • ジャンプアップ助成金
  • 実践塾

障がい者福祉助成金
助成金種類・金額/2013年度障がい者給料増額支援助成金 100万円
助成内容/ビニルハウス新設

助成金種類・金額/2015年度障がい者給料増額支援助成金ステップアップ助成金 200万円
助成内容/選果機・モノレール設置・ラベルプリンタ

助成金種類・金額/2017年度ジャンプアップ助成金助成金 500万円
助成内容/柑橘運搬用モノレールの修復費、ジャム・マーマレードの製造器の購入費

塾名・参加年/熊田塾 第1期 2015年10月〜2017年9月

事業形態 就労継続B型 利用者種別 知的
事業所のある環境 有田みかんで有名な有田川町は多くの自然に囲まれており、みかんや山椒は有名ですがそのほかにも色々な作物が栽培されています。代々農家という家もたくさんあり、町の中心部のファーマーズマーケットはいつも賑わっています。ただ一方で過疎化が進んでいる地域も多く、高齢化少子化問題、後継者問題、耕作放棄地…など近年における様々な課題があります。 早月農園が所在する有田川町尾上地区は、すすきで名高い生石山のふもと『早月谷川』沿いの中山間集落で平地がほとんど無く、居宅は県道沿いのほか、果樹園と混在して急斜面に散在しています。 小売店が1店しかなく、公共交通機関の衰退(1週間に1回のコミュニティバスのみ)も見受けられます。自動車を利用できない層にはとても不便です。一人暮らしの家事労働負担も大きい地域です。
利用者合計人数(事業所全体) 20人 年度月額平均給料(事業所全体) 30,298円
ホームページ・連絡先等 http://www.wasaren.org/hayatsuki/
和歌山県和歌山県有田郡有田川町尾上13-1
  • アクセスマップ

売上・月額平均給料実績の推移(人数は事業に関わる人数です)

(単位:円)

2018年(H30)
12月単月
2017(H29)
年度
2016(H28)
年度
売上 (年間)対象事業
その他
合 計
2,546,793
207,616
2,754,409
13,747,057
2,526,106
16,273,163
9,116,846
2,583,154
11,700,000
人数(期末)対象事業
その他
合 計
15

15
20

20
19

19
給料支給総額対象事業
その他
合 計
479,816

479,816
7,362,405

7,362,405
5,501,039

5,501,039
月額平均給料対象事業
その他
31,987
30,298
23,918
事業所全体月額平均給料 31,987
30,298
23,918

更新日:2019年02月05日 一途さと柔軟な姿勢で地域の農業にエネルギーを注ぐ

事業展開の経緯

利用者ニーズを満たすため、新規分野へ

 5年という短期間で平均給料月額3万円の大台を達成した有田つくし福祉会「早月農園」。柑橘類を中心に山椒や梅、野菜の生産に乗り出したのは2012年のことです。
 もともと、障がいを持った一人の女性の「私も働きたい、働く場所が欲しい」という願いに共感したボランティアたちが、1993年に開所した小規模作業所を源とする有田つくし福祉会は、内職のほか主にパンの製造と店頭および訪問販売に取り組んできました。
 やがて、生地から手作りする本格派のパンは地域の方から好評を得、やり甲斐や責任のある仕事になったのですが、内職やパンの製造販売とはまた違った視点の作業である農業に着目しました。

畑では季節の野菜が中心、少量多品種で販売

過疎地での農地保持にも貢献

 有田みかんで知られる有田川町ですが、高齢化や耕作放棄地の問題は、日本の津々浦々で見られるように、この地でも例外ではありません。
 事業所は、過疎の進む中山間地で廃校となった小学校校舎を無償で借り受けました。25a程度の農地で野菜の栽培から始め、後継者難で困る農家からの申し出を受けて、柑橘の農地を広げていきます。
 農業の専門家がスタッフにいたわけではありません。近隣の農家からアドバイスを受けたり、講習会に参加したり、そして失敗を繰り返しながらもノウハウを積み上げ、管理する柑橘類の栽培面積は現在4.25haまで拡大。みかん、八朔、レモン、不知火、甘夏、三宝柑等で年収穫量50トン、出荷量45トン。売上は1,627万円(2017年度)に達しました。

廃校となった校舎が早月農園の拠点

給料増額への取り組み

自分たちを真正面から見つめて

 財団主催のセミナー・実践塾に2015年から2年間参加。事業所や利用者、職員、地域性など、現在ある環境の理解を深め、それらの特性をより活かしながら地域への貢献、PDCAを生かした業務の見直し、出荷・販売計画の検討を重ねました。
 まず生産面については、積極的に農地を借り入れ、規模を拡大。収穫量の増大を図りました。利用者は作業班別に分け、さらに班での作業を細分化し、利用者に応じて単純化するよう努め、機械化にも前向きに取り組んでいます。

助成で整備した運搬用モノレール。荷物台車に20㎏入りのコンテナが10個積載できる

積極的な商品開発と販路の開拓

 どうしても生じる規格外の農産物に関しては、6次産業化を推進。柑橘類はジュース、ジャム、マーマレードに加工して販売することで、不作年や収穫期以外の売上確保の手段としました。
 販路の開拓は、様々なコミュニティにおいて情報収集、宣伝、交渉をしつつ広げています。試してみて、利益が高く、出荷条件がより早月農園に向く販路を取捨選択してきました。現在は店頭販売ができる同法人内のカフェ&ベーカリー「オリーブ」や個人のお客様への直販「朝採れ野菜の定期便」のほか、JA、農家の直売事業を仲介するベンチャー企業、ヤマト福祉財団の実践塾で知り合った作業所等を主な取引先としています。

ジャム・マーマレード製造機も整備

商品・仕事のPR

みずみずしい果実は甘みたっぷり

 みかんなど柑橘類の品質には絶対の自信があります。食べていただければ、その美味しさに納得いただけるはずです。
 果樹・野菜ともに栽培の低農薬化を推進。直販に関しては、収穫からお客様の手に届くまで迅速に当たっており、鮮度の高さは折り紙付きです。加工品に関しても保存料は使用していません。
 早月農園は、単に障がい者施設ではなく、あくまで障がい者が中心となり農業を営む農園として、大きく飛躍できた作業所だと思います。

【商品例】
ジャム・マーマレード(140g)500円 箱入りみかん(約3キロ)1200円 野菜便 2000円~(内容によって異なります) ジュース(500ml)500円
(2018年12月現在)

アクセスマップ