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事業所紹介

基本情報 2017年度

更新日:2019年05月14日

対象事業売上総額(年間) 31,287,535 円 対象事業売上総額(月額) 2,607,295 円
対象事業給料支給総額(年間) 19,623,115 円 対象事業給料支給総額(月額) 1,635,260 円
畜産 対象事業月額平均給料 116,804 円 対象事業人数 14 人
合同会社農場たつかーむ 北海道北海道有珠郡壮瞥町字立香
  • ジャンプアップ助成金

障がい者給料増額助成金  
助成金種類・金額/2017年度ジャンプアップ助成金 500万円
助成内容/養鶏場 ハウス鶏舎2棟(1000羽分)整備

事業形態 就労継続A型、就労継続B型 利用者種別 混合
事業所のある環境 洞爺湖や有珠山、昭和新山の東側に位置する自然豊かな環境。壮瞥町は人口2500人と小さな町であるが、観光と農業が盛んであり、就労支援事業所が4つもあることも特徴のひとつ。
利用者合計人数(事業所全体) 20人 年度月額平均給料(事業所全体) 116,804円
ホームページ・連絡先等 http://www.tatukam.jp
北海道北海道有珠郡壮瞥町字立香92-12
  • アクセスマップ

売上・月額平均給料実績の推移(人数は事業に関わる人数です)

(単位:円)

2019年(H31)
1月単月
2017(H29)
年度
2016(H28)
年度
売上 (年間) 対象事業
その他
合 計
2,519,151

2,519,151
31,287,535

31,287,535
28,571,369

28,571,369
人数(期末)対象事業
その他
合 計
13

13
14

14
14

14
給料支給総額対象事業
その他
合 計
1,505,172

1,505,172
19,623,115

19,623,115
18,157,138

18,157,138
月額平均給料対象事業
その他
115,782
116,804
112,081
事業所全体月額平均給料 115,782
116,804
112,081

更新日:2019年05月14日 安全で安心できる鶏卵を誇りをもって生産する

事業展開の経緯

農福連携の草分け

 「いっしょに生活して、いっしょに働く」を実践することにこだわり壮瞥町で32年。農福連携の先駆けの一つとも言える活動を展開してきた〈たつかーむ〉は養鶏事業でA型11万円以上、B型で6.5万円の給料を利用者に支払っています。
〈たつかーむ〉の起こりは1986年、設立者で代表社員を務める高野律雄さんのご夫婦が養護学校の卒業生3名と寝食を共に、山中の離農跡地1haで50羽の自然卵養鶏を行いながら、有機農業に取り組んだことに始まります。
 壮瞥町は北海道の中央南西部に位置します。町にいまも活発な活動で知られる有珠山を有し、洞爺湖岸の一部を形成しています。そうした自然環境を生かした観光産業のほか、道内としては比較的温暖な気候であるため、果樹・野菜・米の生産も盛んです。高野氏は障がい者とともに農業に取り組める場所を探し、東京を離れてこの地を選びました。

たまごcafeがある2階の窓から昭和新山を臨むたつかーむ。

思い描いた資源循環型の農業

 目指したのは、作物栽培と家畜の飼養を同時に行う「複合農業」による有機農業です。当時、有吉佐和子の小説「複合汚染」が大きく注目を集め、環境問題への関心が現在へとつづく高まりを見せ始めた時期です。
 家畜の糞を肥料にし、それで作物を育てる。作物の一部を飼料に…。という循環を目論見ました。小型で飼育者への危険が少なく、費用的にも軽リスクから始められ、回転の早いニワトリ(ヒナを入れてから120~130日で卵を産む)に着目しました。
 しかしながら、育てた露地物はすぐにはまとまった収入には結びつきませんでした。当時は有機認証などの仕組みが存在せず、差別化が図りづらかったこと。同じ作物を育てる周囲の専門農家と価格で勝負にならなかったことなどが原因です。(現在は作物栽培も軌道に乗り、分社化しています)
 その一方で養鶏事業は、品質の評価を勝ち得、室蘭の市民生協との取引も獲得。結果として、養鶏を主体とするようになりました。

水やり、餌やり、鶏舎の掃除、利用者さんとともに

給料増額への取り組み

環境と健康にこだわった「平飼い」で差別化

 健康的な「平飼い」で飼料にもこだわり、高価格帯で勝負できる卵で商品の差別化を図りました。この「より美味しくより安心できる卵を」とのコンセプトは、時代のニーズと合致。
 販路は、個人のお客様から、学校や会社などのグループ購入、地域の保育所、コープやデパート、大手食品宅配スーパーなどへ広がっていきました。
 それに合わせて、鶏舎の増床・飼育数のアップで規模の拡大に努めました。1992年には2,000羽、月販売3.7万個/年間売上2,300万円に早くも到達し、2012年には3,000羽、同5.6万個/同3,500万円となっています。この間には農地の拡大と有機JAS認証の取得も済ませています。

毎日、一人で2000個のたまごを洗い、出荷

手間暇は付加価値。6次産業化も着実に

 ケージ飼いが一般的な大規模養鶏に比べ、平飼いは土地が10倍近くは必要なうえ、給餌、集卵、鶏舎の清掃などで数段の手間が求められます。
 当財団の助成を活用して2017年に新設したビニールハウス鶏舎は、内部を10坪ほどの5つの区画に分割。一区画にメス100羽とオス5羽が放し飼いにされています。
 〈たつかーむ〉では、同時期に導入されたニワトリは2年で全出荷する「オールインオールアウト管理」を守り、出荷後は鶏舎の清浄・消毒を実施します。この間、その鶏舎は空けておかなくてはなりませんが、高い衛生管理の維持には重要なことです。こうした取り組みの一つひとつが、商品の高品質と販売する上での自信につながっています。
 また、2014年からは併設のカフェをオープン(冬季は休業)させたほか、出荷鶏肉を利用したカレーのレトルトなど食品加工にも進出。6次産業化にも取り組み、現在の全売上約3,800万円のうち、およそ1,000万円を鶏卵以外で稼いでいます。

夏には観光客で賑わうたまごcafe(上)人気メニューの玉子かけゴハン(下)

商品・仕事のPR

「誰もが安心して口にできるものを」 その誠実さは不変

 飼育する側にとっては負担の重い「平飼い」ですが、ニワトリにはストレスが少なく、より自然な環境で産卵できます。
 〈たつかーむ〉では飼料についても確保に骨は折れますが、ポストハーベスト不使用の道産小麦を基本としています。
 健康的で薬品や人工添加物とは無縁の「平飼い有精卵」。カフェではそうした素材をぜいたくに使用したオムレツやプリン、ブリュレなどを提供しています。
 レトルト食品のチキンカレーも伸び伸びと動き回れる環境で育った鶏肉と、道内産野菜を使用した本格派北インド風味の自信作です。

【商品】
たつかーむ 平飼い有精卵「たつかの恵み」(40個入り・税込)2,326円
たまご屋さんのチキンカレー(1箱200g入り・税込)500円
(2019年3月現在)

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